なっつるんの英語塾!

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話題のカランメソッドを受けてみた!(DMEメソッドとの比較もあるよ)

カランメソッドとは

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カランメソッドは、イギリスのカラン氏が1960年代に開発した英語学習法です。「英語脳」と「英語の瞬発力」が身につき、「普通の学習法より英語が4倍早く伸びる!」というのがウリ文句です。ちなみに、例えば”Do you like tennis?”と訊かれたら、普通は、”Yes, I do."と答えるのが英会話ですが、”Yes, I like tennis.”と答えなければいけない、という変わったルールがあります。

 

カランメソッドを受ける前の印象

……個人的には、「うさんくさいなあ」と思いました(笑)。言語学を学んだ身からすると、ことばは、キャッチボールをして覚えるもの、というのが私の考えだからです。”Do you like tennis?” ”Yes, I like tennis.”では、意味は通じますが、キャッチボール=自然な会話になっていません。

また、カランメソッドでは、とにかく文法的に正しい文(例えば、”I'm sitting on chair.”と言うと、即座に”on the chair."と直されます)が要求されます。 

文法的に間違うことを恐れていては、英会話力は伸びないのでは、と思いました。

 

カランメソッドを受けた印象

なんだかなあ、という感じでした。「一年受けてみた!」とかいうレポートではないので、「これでは英語力は伸びない!」とは断言できないですが。

まず、中学レベルの超基本の英文法と語いの講義が大半を占めるので、「はいはい、そんなの分かってるよ」となります。それでいて超スパルタです。あと、楽しさは1%もありません。

また、1960年代に開発されたメソッドなため、テキストがあまりにも時代遅れなのに辟易しました。もちろん、1960年代の文法をそのまま使っているわけではないのですが、例えば、教師がペンを指でつまんでいるのを見て、「Your pen is hanging between your finger and your thumb.」(あなたのペンは親指と人差し指の間にぶら下がっています。)と答えさせたりする場面があります。これは昔の日本の英語の教科書での、「This is a pen.」に当たるように感じました。「その例文、覚えたところで、どこで使うの?」と思いました。

そしてそもそも、根本的考え方が時代遅れです。

女性を「Ms.」ではなく「Mrs.」「Miss.」で区別する練習をさせられたり、「あなたと私の瞳の色は同じかどうか」答えさせられた時に、違和感を覚えたのですが、どうも特に上級者向けのテキストに、女性差別的・人種差別的表現がちらほら見られるらしいです。

なので、女性として、モンゴロイドとして、「個人的にキライ」です(笑)。

 

カランメソッド、こういう人にはオススメかも!

ただ、ナチュラルスピードをどうしても聞き取れない人や、英語をどうしても和訳して考えるクセのついている人には有効かもしれないと思いました。あとは、スパルタ式訓練に耐えられる人や、英語学習に楽しさを求めない人なら、アリだと思います。

 

DMEメソッドも受けてみた!

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また、カランメソッドと似ているけれど、「文法や語いが時代遅れ」という問題をクリアしているメソッドとして、よく比較対象に挙げられる、「DMEメソッド」も体験してみました。

 

DMEメソッドとは

DMEメソッドは、カランメソッドと同じ、ダイレクトメソッド(英語で英語を教える手法)から派生した、きょうだいのような英語学習法です。しかし、内容が、より現代的で、実践的なエクササイズが含まれているとして、近年注目されています。日本のオンライン英会話では、イングリッシュベルで無料体験することができます。

 

DMEメソッドを受けた感想

体験した感じとしては、カランメソッドと大体同じ印象でした。ただ、カランメソッドと違って、自分に合ったレベルからではなく、必ずレベル1から始めるので、かなり物足りなさを感じました。

カランメソッドとの差別化として挙げられる、コミュニケーションエクササイズの効果はよく分かりませんでした。「Are you a woman?」と聞かれて、「Yes, I'm a woman.」と答えた上で、「Are you a woman?」と聞き返す練習です。この時は相手が女性の講師だったため、「Yes, I'm a woman.」と答えが返ってきました。果たしてこれがコミュニケーションの勉強になるのかどうか……。

ただ、もう一つカランメソッドとの違いとして挙げられている、「内容が常にアップデートされている」というのは感じました(「nurse」のイラストに男性が使われているなど)。

現時点では継続する気はありませんが(楽しくないので)、英語力が伸び悩んだら、カランメソッドではなく、DMEメソッドの方を頑張ってみようかな、と思いました。

 

まとめ

カランメソッド・DMEメソッドともに似たような印象でした。

お安く受けるならカランメソッド「時代遅れな英語」を回避したいならDMEメソッド、といったところでしょうか。

どちらにしても、かなり人を選ぶ学習法だと思うので、ネイティブキャンプの無料7日体験などでガンガン受けて、自分に合うかどうか試してみると良いと思います。